こだわり1 
院内設備でこだわったこと

院内技工所を設置。
入れ歯の即日修理にも対応

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高齢化と共に、歯一本一本ではなく、歯並び、形態、噛み合せまで歯列全体を診る難しい治療も増えています。
特に難しい症例では歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、治療にかかわる者が皆現場にいて、一緒に相談や調整をしながら連携して治療を進めていくことが大切です。このような理由から当院は、院内に歯科技工所を設置しています。歯科技工士が常勤しているので、直接患者さんのお口を確認しながら、より患者さんに適した技工物を作製することができます。良い技工物を作るために、良い材料を使い、ほぼすべての詰め物・被せ者・入れ歯を院内技工所で作製しています。
また、院内に技工所がないと修理に日数がかかてしまいます。技工所が院内にあることで、そのような時間のロスを防ぐことができ、状態によっては即日で入れ歯の修理をすることも可能です。

 

ご年配の方が通いやすい環境づくり。
バリアフリーで段差がなく診療室にスムーズに入れる設計

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お年寄りの方のなかには足腰が悪い方や車いすをお使いの方がいらっしゃいます。段差がある院内では移動するだけでも一苦労です。そのような方にも無理なく通院して頂くため、当院はバリアフリー設計になっています。車いすやベビーカーのままで診療チェアまで移動できるよう設計してあり、ゆったりとした空間で治療を受けることができます。また院内は土足仕様でスリッパに履き替える手間はありません。ご年配の方にとっては、靴からスリッパへ履き替えるという動作も楽ではありません。今後はトイレの手すりなども増やしさらに通いやすい環境にしていければと思っています。

 

こだわり2 
診療で大切にしていること

歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が三位一体となって患者さんを健康に導く

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ただ治療をするのではなく、その患者さんにとってよりよい治療をすることが歯科医院の役割です。そのためには歯科医師だけでなく歯科衛生士や歯科技工士が力を合わせて治療に取り組まなければなりません。歯科技工士が常勤しているのもそのためです。チーム診療で相互に専門性を活かし、患者さんのお口が長く健康であるよう治療を行います。また治療の流れの中で、患者さんがご要望を歯科医師ではなく歯科衛生士や歯科技工士に話す、というケースも多くあります。院長が患者さんの意見、スタッフの意見をよく聞いてくれるため相談しやすい環境ができています。多くの目でチェックし考えることでよりよい治療ができるのです。
また、治療にあたるスタッフ全員が国家資格を持っているので(歯科助手は採用していません)、安心して治療を受けて頂ければと思います。

 

早期発見・早期治療の大切さ。
定期検診システムで歯の健康を守る

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当院の治療は、天然歯の保存を第一と考えています。そのためには歯髄(神経)の保存と、歯槽骨(歯を支える骨)の維持が最も大切です。しかし、痛くなってから歯医者に行くというスタイルを続けている限り、歯髄の保存は不可能です。なぜなら、歯髄は非常に弱く、むし歯の細菌がそこに到達してからでは保存がほぼ不可能だからです。自覚症状がないうちに検診を受けて、早期発見、早期治療をしていくシステムに変える必要があります。また、日頃の丁寧なブラッシングはもちろんですが、生活習慣を整える事、そして定期的な歯科医院でのクリーニングも非常に重要と考えています。
むし歯や歯周病を進行させてしまい天然歯を喪失し、義歯やインプラントになってしまったというのでは、決して歯科医療の進歩とは呼べないのではないでしょうか。

 

こだわり3 品質の良い治療のために取り組んでいること

個室のカウンセリングルームと診療室で、話しやすい雰囲気とプライベートに配慮する

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患者さんに納得いただける治療を行うためには、患者さんの考えを十分に聞いて理解をしなければいけません。しかし患者さんの中には、周りの患者さんが気になり思うように話せない方もいらっしゃいます。そのような問題を解決するため、当院は個室のカウンセリングルームと診療室を設置して、相談がしやすい環境を整えています。プライバシーに配慮しているので、治療への不安やお悩みをお気軽にお話しください。 

 

治療の時間をしっかり確保。
難しい症例は大学病院と連携。丁寧な治療で歯の寿命を取り戻す

歯科治療はとても繊細な作業であるため、当院では丁寧に治療をするために一回の治療時間は30分、と画一的に考えず、その日やるべき治療が完了するまでしっかり時間を確保しています。また虫歯が神経まで到達してしまった場合は、根管内の洗浄を行なって炎症を抑える根管治療が必要です。当院では神経まで到達した虫歯をしっかり取り除くため、治療時間を1時間とっています。時間をかけて丁寧に根管治療をすることで、弱ってしまった歯の寿命を取り戻します。治療の際はラバーダム防湿を行い、無菌治療を徹底します。
また、難しい症例は大学病院と連携をとります。その際はただ紹介するだけでなく、症例に精通している歯科医師に治療を担当してもらいます。

 

こだわり4 
衛生管理で取り組んでいること

滅菌や清掃を徹底し、清潔な治療と空間を患者さんに提供する

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歯科治療では、唾液や血液から器具に細菌が付着してしまいます。当院では、その細菌を死滅させ、院内感染のリスクを軽減させるため、器具の滅菌を欠かさずに行っています。最近ニュースや新聞で話題になっているタービン類に関しては、ドイツ製の専用の滅菌装置(ヨーロッパ規格に適合した滅菌性能クラスS)を使用しています。この滅菌装置を用いることで、通常の高圧蒸気滅菌装置では難しい空洞内部までしっかりと滅菌することができます。
また院内は毎日クリーンスタッフが清掃を行うとともに、業者による1か月に1度のワックス清掃、定期的なエアコン清掃や窓清掃などを行っています。当院は土足仕様ですが、常に清潔な環境で患者さんをお待ちしています。